No.1968.wish
突然 冬が舞い降りて 街は雪景色
愛した あの娘とは 三ヶ月以上 連絡取ってない
凍りついているのに 仄かに今も燃えている
枯れた涙 降りしきる中を歩いて 熱を失う
いくら悔やんでも 悔やみきれない
自分自身の愚かさと弱さをどうにかしたい
携帯が震えるたび 期待してしまう
くるわけもないのにね 本当 馬鹿みたい
最近やたら 届く出会い系のメールがうざったい
いっそ 粉々に壊してしまえばいいのか
好きだという想いとは裏腹に失ったwish
大事な人だって わかっているのにまた繰り返した
成長すらも 出来ない この俺は本当阿呆
痺れてきた右手も もうどうでもよくなった
弾いた言葉 宙を漂い行く宛を失くした
破りたいのに 破る事も出来ず
絶対なんて事は確かにないけども
いつか冷めてしまうもの それじゃ悲しい
今も雪はただただ 静かに降り続いて
そういえば左手の拳は動かないんだっけ
いつしか 思い出だけが美化されてゆく
好きだという想いとは裏腹に失ったwish
この願望はいつまでも消えないのに 失ったwish
後一度だけでもいい 君の声だけでも聞きたい
このくだらない命が 尽きる前に それだけがwish
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