No.1937.THAT DAY

朝まで騒いで 目覚めれば体ガタガタ

いつまでも ここに いられないのはわかっている

夏が過ぎ 秋がもうすぐそこ


出逢い 別れ 突然訪れたりするもので

割と人生って 世知辛い


雨あがりの渇きかけた道 一人 歩いた

今はないけど いつか 奇跡のような瞬間

絶対来るって信じて


君の白い手を しっかりと握って

七色の虹を駆け上がる その日を


夜一人でいれば 何だかとっても寂しくって

思わず 誰かに 電話したくなってしまう

君の声が聞きたくなるから


嫉妬 疑念 負色の感情なんていらないのに

湧いてきてしまう 人の性(さが)


吹き抜ける風 心地の良い 冷たさがあって

汚い心を綺麗に拭き取ってくれている

そんな不思議な感じ


君の白い手を しっかりと握って

七色の虹を駆け上がる その日を

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