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目次
No.1816.Bacteria
放り投げた 他愛無い紙屑
反射して 岩石となってこの身押し潰した
左目に突き刺さった太い黒い髪の毛
抜くのも忘れてたから
ひろがりはじめた絶望菌
やがて全身がおかされて
二人の愛も先にみえる未来も諦めて
孤独と苦痛の部屋で一人
腐るように消えていくのだろうか
繁殖した細菌だけが後に残るかな
崩れかけた 心の枷 はずれた
猛然と 降り注ぐ いろんな感情
辛いのか苦しいのか寂しいのかどれさ
涙があふれてたれた
蝕み続ける後悔菌
そして魂も毒されて
二人の愛も先にみえる希望も失って
枯れるように萎えていくのだろうか
繁殖した細菌だけが後に残ってた
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