No.1782.色の無い瞳
待つべきなのか 諦めるべきなのか
何度自問自答したのだろうか
ダークな予感に蝕まれたり
怖い暗い未来しかイメージ出来なかったり
ふと見れば両の拳が赤く染まってた
ビールどれだけ飲んでもうまくもない
細胞一つ一つが壊死してゆく
そんな有り得ない感覚に支配され
どれだけ酔っても眠る事が出来ない
米粒大の苦しみ 分裂していき
ふと見れば部屋から漏れている
色の無い瞳だけが世界を見つめている
近づく悲劇 遠ざかってゆく喜劇
どれだけその姿浮かべていたのか
ハードに擂りきれていくこのソウル
やばいつらい妄想が頭をもたげてきてる
回りを見れば色彩が消えてしまってる
体は酔ってるはずなのにおかしな思考
消耗してく消えてく生命の欠片
どうしようもない状況に流されて
精神と肉体がだんだん剥離してゆく
米粒大の苦しみ 分裂していき
ふと見れば部屋から漏れている
色の無い瞳だけが宇宙を見つめている
色の無い瞳だけが全てを見つめている
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