No.1637.無限の孤独

ぶっ飛ばされそうな向かい風

まともに喰らってやくいやばい

右手をギュッと握り締めて

歯を食いしばったのは一昨日


擦れた言葉によりかかって

得られたのは無限の孤独


星達の泣き叫ぶ声に悼み

獣達の戸惑う声に嘆く

削られた言葉は削られたまま


すっ転びそうな爆撃音

煽りを食らってきつい辛い

右手がさらっと消え去って

我が目を疑ったのは朝


擦れた言葉によりかかって

得られたのは無限の孤独


大地の悔しさに同化して

鬼達の抗う心に溶ける

はずれた記憶ははずれたまま


無限の孤独彷徨う

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