No.1560.我ながら情けない
君の手をとり走り回っていた
あれからもううん十年
腐りかけた枝にしがみつき
途方も無い地獄闊歩してる
アンビバレンツな問い掛けに
しどろもどろしわくちゃ
指先から細胞が外れていく
陽炎の残り火に想いを馳せて
帳尻のあわない現実に
嫉妬を膨らませるだけ
我ながら情けない
この指をすり抜けたリアル
つかみきれないすべる
沈みゆき全方位が塞がった
終焉のない闇にとけてゆく
アンビバレンツな問い掛けに
しどろもどろしわくちゃ
指先から細胞が外れていく
陽炎の残り火に想いを馳せて
帳尻のあわない現実に
嫉妬を膨らませるだけ
我ながら情けない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます