No.1550.DESERT

何日歩き続けただろう

不毛な砂漠の山いくつ超えたのか

カサカサの皮膚は爛れ砂塵に惑わされた


オアシスも癒しも辿りつけない

着飾ったうわべだけの姿


あの時意味深な笑み浮かべ

じっとこちらを見ていた

はるか彼方の蜃気楼

揺らめいている決意

そこは果てのない DESERT


いつまで吹き荒れるだろう

進めど進めど見えるのは流砂ばかり

ドロドロの声はしわがれ音にもならない

水分も植物も何もない


愚鈍なる行いだから

あの時意味深な笑み浮かべ

じっとこちらを見ていた

はるか彼方の蜃気楼

揺らめいている決意

そこは果てのない DESERT

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