No.1515.台風LIKE
まるで台風レベルの突風にあおられ
体温とともに奪われていく
あのホカホカしてる熱いもん
居心地も悪いくせに何にしがみついている
嫌がるのかさえわからぬ始末
叩き落した蚊蜻蛉白日にさらけ出して
嫌な感じに背筋が凍る
ピエロに捧げられた紛い物の純血
ワイングラスに注ぎ込み
あでやかに唇が触れた
Do made me true
なんて事は夢物語
現実に流され流れて
しみったれた独り善がり
これぞ台風レベルの熱風に焼かれて
皮膚が炭化して黒ずんだ
このトロトロしてるやわいもん
目的も意義も見失い静かにしわがれて
きついのか くそ 気持ちいいし
なんやねん 口走った 喧嘩言葉ぶつけて
寒いぐらいに心が割れる
ジェンダーに虐げられた 腐りかけた能力
ステーキソースに溶かし込み
鮮やかな色が増えた
Do made me true
なんて事は夢物語
現実に流され流れて
しみったれた独り善がり
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