No.1478.水蜜桃はどこまでも甘すぎる

初期衝動に魅せられて手に入れた欲望

きちがいのよう守り続けても ちっぽけなもの


衝撃的症状も様々個々それぞれ

恋の病にも似た感じの救い難い苦痛

責め立てて締め付けられて負けてばかりで

愚かしいほどに笑い転げてしまう


いつかいった言葉なんとなくは覚えているけど

忘れかけたまま 水蜜桃はどこまでも甘すぎる


真空波にからめとられめりこんだ罪状

決して消えることのない愚かなる軌跡


壊滅的波動がしみわたりぐちゃぐちゃ

死の直前に近い破滅思考の御しがたい熱

歯軋り繰り返し歪み繰り出した

情けない面に噴出し踊り出す


いつかいった言葉なんとなくは覚えているけど

忘れかけたまま 水蜜桃はどこまでも甘すぎる

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