No.1420.Not Found

疲れきった体で辿り着いたベッド

沈むみたいに倒れた

ハズム雨の音がリズム刻む


しぼんだ風船なぞるみたい

風がどこからかなげる


癒えたはずの傷掻き毟り

またパックリと開いてく


てんで何もわかっちゃいない

みつかるわけもない淡い香り

残り香を探しても Not Found


色褪せた写真取り出してみても

温いシャワーを浴びた

笑顔が浮かんで胸が疼きだす

霞んだ視界はいつからか


影が静かにのびてる

自業自得の先知ってしまった

じっと静かに泣いていた


てんで何もわかっちゃいない

みつかるわけもない淡い香り

残り香を探しても Not Found

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