No.1371.愚鈍

石造りの壁際を走り抜け

わずか呼吸整える

テキパキと雑然とこなす


雲の上を手を伸ばして

飛んでみたい


優雅に舞う鶴達がうらやましい

ゆらぐ炎に手をかざして

愚鈍な言葉を刻みつける


虚ろなる時だけは限りない

わずかみえた結末

ドロドロとした人間模様

星の空をじっとみつめて

越えてきたい


絶無な感情に芽生えていく

ゆらぐ炎に手をかざして

愚鈍な言葉を刻みつける

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