No.1369.冷たい風

黄色のまるい光源が目に焼きついて

なんでだろう 離れない


やっと辿り着いた小さなベッド

倒れるように眠りにおちた


生き続ける程に汚れ

罪だけが増えてゆく


ぬるいシャワーあびて一人よがり

ふざがりかけた傷口を掻き毟って

また思い出してしまう

冷たい風だけがなでてくれる


昨日通った道なのにおもいだせない

記憶がほんと不鮮明

強さを弱さと勘違いしたから

くずれるように圧し折れてた


もがいて暴れて疲れて

溝ばかり掘っている


ずるい言葉に逃げて run away

ふさがりかけた傷口を掻き毟って

また思い出してしまう

冷たい風が抱きしめてくれている

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