No.1285.すらりとした綺麗な足

すらりとした綺麗な足で現れては消えてゆく

夢の中 踊るようなノスタルジィ

あれもこれも忘れてとりあえず

その光景にひたってしまう


さりげない仕草に誤解招きそう

ずるずる引きづられ 抜け出せないトラップ

踏み込むのを躊躇してしまうエリア


すらりとした綺麗な足で現れては消えてゆく

闇の籠 咲き誇るほどにファンタジー

汗も涙もわからない始末で

抱きしめたい鼓動高ぶる


ゆるぎない瞳に見透かされてそう

じりじりにじりよる 飛び出せないバロック

諦めきれないままの半端気取り

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