No.1159.支えなき我が身がまた切り刻まれた

飲み干したビール瓶ぶん投げて

ガシャンと窓ガラスが砕けた 粉々に


昨日言葉をかける事もなく

顔をあわせる暇もなく

なんか終わっちゃった

不甲斐ないよな

情けないよな


冬空は綺麗なんだけど

この目には何故か灰色にうつる

壊れそう ばらけそう

支えなき我が身がまた切り刻まれた


吐き出した気持ち悪くてゲロゲロと

汚物にまみれて嫌になる 本当に

家に こもってあほになってる


割れた爪に痛みがズキッ

まじではがれそう


くだらないよな

まわらないよな


その声を聞きたいんだけど

電番もメアドも知らんもんでね

くじけそう ちぎれそう

支えなき我が身がまた切り刻まれた

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