No.1111.千の灯り 百の命
アブサンの瓶が割れ 盛大に燃え上がる
十字架にかけられた銀のネックレス
ルーマニアの果て雪原
さぞ美しいだろう
僕はこの部屋で 模造を糧に
何をしているのだろうか
千の灯りがともり
百の命が芽をだす
遺跡に隠された 数多の歴史にみえる
謎かけに秘められた大いなる意志
トランシルバニアの最後の王女
さぞ美しいだろう
暗がりのぼんやりとうつる窓
望むべきものがないのか
千の灯りがともり
百の命が芽をだす
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます