No.1067.君はもういない

無造作に揺れるカーテン

マドからながれる風が心地よい

だけど 何かが足りない


火照る体慰める術も知らず

また 夜が今日も過ぎ去る


時を分かち合った君はもういない


小道で寄り添う男女一組

軽いくちづけをかわし微笑む

なんか おもいだしてしまう


錆びた心 解き放つ事もできず

ああ 朝ががはじまりだした


時を分かち合った君はもういない

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