No.1026.塗り変えられた瞳

金に輝く太陽眺めて

己のはかなさ実感する


千切れ四散した欲望

はがれ鎮火した熱望

責め切れぬ肌に傷をこすりつけ

一途なまなざしの孤独

塗り変えられた瞳に僕はもういない


銀にきらめく夜空を抱きしめ

かつての絆を思い起こす


崩れ腐食した愛情

汚れくすんでいた精神

なめきれぬ頬に口を重ねて

一途な眼差しの孤独

塗り変えられた瞳に僕はもういない

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