No.1012.金色の左手 銀色の右手

暁の夜に奏でられる調べ

夜空に光輝く満月

暗い空は勝手に凍えている


歩く二人はなんかもの悲しい

なにかが変わるのか 変わらないのか

神さえも予測は出来ない


金色の左手を掲げて

銀色の右手はもどかしい


子供じみた幻想に踊らされ

真昼に轟く黒い女神

まぶい街は 孤独に燃えている

抱き合いキスをしていてもさ

どれかを手に入れ どれかを捨てて

神さえも予測は出来ない


金色の左手が崩れて

銀色の右手がゆがみだす


テカテカ コウゴウシク

フラフラ シテイルカ

ファンキーナ カタリアイ

ファニースギル アツマリ

それでも 金色の左手はぼろぼろ

だけども 銀色の右手で戦う

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