No.904.高熱
高熱にやけに冒されて
鏡みてみりゃ 醜悪なひでえつら
空気入れ替えようにも 雪に埋まって窓も開けやしない
きっと活気づいてる悪玉菌の笑い声が聞こえてきそう
からからの喉に流し込んでもまた乾く
知らぬ間に意識なくして君の卑猥な妄想働く
高熱にやけに冒されて
髪までしおれた 病弱なだせえ顔
体力回復したくても消耗しすぎて指も動かせない
かなりへたれだしてる善玉菌の金切り声が木霊してら
ぼろぼろの皮膚がめくれあがって滅んでる
現実と幻想に陥り嫌がる君を弄んでる
高熱にやけに冒されて
知らぬ間に意識なくして君の卑猥な妄想働く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます