No.904.高熱

高熱にやけに冒されて

鏡みてみりゃ 醜悪なひでえつら


空気入れ替えようにも 雪に埋まって窓も開けやしない

きっと活気づいてる悪玉菌の笑い声が聞こえてきそう


からからの喉に流し込んでもまた乾く

知らぬ間に意識なくして君の卑猥な妄想働く


高熱にやけに冒されて

髪までしおれた 病弱なだせえ顔


体力回復したくても消耗しすぎて指も動かせない

かなりへたれだしてる善玉菌の金切り声が木霊してら

ぼろぼろの皮膚がめくれあがって滅んでる


現実と幻想に陥り嫌がる君を弄んでる

高熱にやけに冒されて

知らぬ間に意識なくして君の卑猥な妄想働く

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