No.892.冬の精霊の抱擁

銀に輝く結晶に導かれ

辿り着いたのは


そんなありえない夢をみた日には

とりとめもなく震えてしまう

怖い程に意識が遠のく


その先にみえるのは

冬の精霊の抱擁


青い思い出消し去るように

見つめ続けたから


いつか本当の強さを手に入れたい

前触れもなく 沸き始めている

辛いぐらいがちょうどいいのか


その先にみえるのは

冬の精霊の抱擁

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