No.802.雪斬り
灰にまみれた恋ばかり重ねて
いつからか 錆び付いてる
赤茶けた髪の毛
吹き荒れる雪に打ちのめされ
凍えた 漏れる 吐息
黒にとろけた愛ばかり受け入れ
いつまでも 焦げ付いてる
弱りきった眼差し
吹き荒ぶ雪に 叩き割られて
痺れ 零れる 溜息
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