No.782.炎魔

白濁した魂噛み砕いて

加速した粒子 その身に浴びる


四散した願い見届けたい

流れ星がひとつ


薄っぺらなセリフじゃ

乱暴な詩人にもなれない


困惑した魂噛殺して

加熱した破壊 その身に帯びる


霧散した笑い忘れたい

細い糸を辿り


赤い糸信じきってるんじゃ

獰猛な獣人にも勝てない

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