No.727.lovers night

激しい雨の中

びしょ濡れの髪振り乱し

抱きついてきた


そんなに誰かの腕の中で 泣きたかったの

傘もささずに まるで 恋人みたいに

携帯が鳴ってるのも構わず

そっと口付けした


冷たい服の下

もうすぐ僕の体温で暖めるよ


傷を舐め合う

みたいに二人何度も何度もつながった


汗にまみれて まるで愛するみたいに

携帯が鳴ってるのも構わずに

そっと口付けをした

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