No.684.負の愛憎

静かに鳴り響く音

やけに心の内側に震えてる

誰かに癒されたい


無垢な子供みたいに泣き叫ぶ

そのへんに転がってる携帯は

聞きたくもない着信だけで

ごみ同然の代物

ことごとく 突き放される 負の愛憎


渇ききった夕刻の水

妙に魂の深遠に染み込んでく

何かにつかみかかりたい


弱い小虫のごとく つぶれてる

いつだったか酷い罵声あびて

ありえない金切り声

がきと大差ない行動

ことごとく 突き放される 負の愛憎

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