No.634.starlit

街の中じゃ きれいには みえないから

真夜中 車を走らせた


カーブきるたび 君の長い髪が 僕の腕にふれる

誰もいない砂浜 波音だけが ひびく


二人 寄り添いながら 満天の星眺めた


忙しい毎日 なかなか 逢えないからこそ

大切な時間 この肩によりかかり 微笑んでいる

そっと肩に 手をまわした そして くちづけをした


恋が愛に かわる時 人は幸せを 実感するんだろう


時を忘れて 輝きに見惚れていた

朝焼け 地平線にみえる

太陽が 残り時間が 後僅かだと 告げてくれる


裸足になって 二人で 冷たい水に足をいれた

手をつないだままで オレンジの朝日をみつめた


忙しい毎日 なかなか 逢えないからこそ

大切な時間 側にいてくれては 微笑んでいる

左手を 頬に添えたら そっと くちづけをした


恋が愛に かわる時 人は幸せを 実感するんだろう

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