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No.619.風速40m
窓から外をのぞけば 大雨が降っていて
手の届く 草達も しずくにまみれてる
昨夜突然 訪ねてきた君は 昔を確かめるみたいに
そっと僕に くちづけした
今はお互い違う相手を 求めてるはずなのに
今でも好きでいる この気持ち見透かしてるよう
わざわざ 違う部屋で 眠る事にしたのに
「抱きたいんでしょ」だなんて きついよ
風速40mの風と共に 消し去りたい でも消えない
今朝はやくでていった 曇り空の下
びしょぬれになってないか 心配してる
こんな事なら 傘を貸せば 良かったと後悔してるよ
ぬくもりがまだ 残ってる
恋人がいるのって 言っておきながら 甘えてきたり
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