No.616.15の夏

走りぬけるように 駆け抜けた 15の夏

恋に目覚めて 君に恋して 僕に恋して


廊下ですれ違っても 冷やかされるから 目をあわすだけ


学校終わったら 二人で 通った海

水着姿のかわいい仕草 焼けていくのをおもしろそうに見てた

ちょっとした事で 笑いあい 誰もいない砂浜で語り合った


神秘的な sea blue 開放的な summer time


飛び越えるように 駆け出した 15の夏

恋を感じて 君に恋して 僕に恋して


夏休みは毎日一緒に 晴れの日も雨の日も 昼も夜も

浴衣姿の手を握り 夏祭り


出店いろいろまわって 焼きそばとお好み焼きを食べた

神社の前の石段で 頬に手をそえ そっとキスした


神秘的な sea blue 開放的な summer time


ポロポロ皮がむけてる背中も 君を抱く時は痛くないよ

顔を赤らめ 君も僕に そっと キスしてくれた


走りぬけるように 駆け抜けた 15の夏

恋に目覚めて 君に恋して 僕に恋して

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る