No.550.devil police

アスファルトに叩きつけられた シナリオ

先の読めない展開に 右往左往してる

遠い先を見すぎてるのか 目の前の鏡にうつる自分もわからない


さまざまな色合いのはずなのに 全てはセピア調


くすんだ涙と しずんだ意識が 入り混じる

パンチのきいたカクテル 飲んでるはずなのに 無味無臭


書類を確認してみても あらが目立つばかり

汚れなき純なプライドで 携わったはずなのに

することかたっぱしから 不正に手を染めた


灰色に輝く 卑しい眼光に命じられるまま

断崖絶壁の真っ只中 不確かな正義


地位や名誉ばかりに 愛着がわきあがる


構築されたシステムに毒されて 存在意義が消え去った

信念貫く勇気も見出せず

罪がつもってさいなまされる


ステレオから聞こえる 卑猥な声に 押しつぶされてゆく

つっぱねるだけで 的をえた説明も出来ず

欲の巣窟とかした 官権という名の魔物

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