No.493.悲しみの粉雪

真っ白い雪が 悲しみに かわっていく

そう 悲しみに かわっていく

いつもとさほど 変化してない

だとしても 不思議と感づかれたりもする


恋をすれば する程 感情があらわに

恋にのめり こむ程 浮き沈み激しく

君の耳元で くちずさむ

君の唇に 重ねても


真っ白い雪が 悲しみに かわっていく

そう 悲しみに かわっていく

風 強く 吹きすさび

冬 荒れ 狂い出す

それでも 君を 見つめていたい

肌にふれていたい


ぬくもりを忘れたくない


真っ白い雪が 悲しみに かわっていく

そう 悲しみに かわっていく

悲しみが降り積もる

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