No.457.浅い眠り

知らない事の方が多い 付き合いはじめはそんなもん

紳士な一面もあれば 野獣な面もある

男と女は わかりあえない 不思議な生物


恋に向かう時は二人 分かれてしまう時は一人

感じあう いがみあう そんなの当たり前

浅い眠りに落ちながら 僕は幸せをかみしめる

君のひざの上 うとうとと夢をみている


揺れる風を肌で 敏感に味わい


世界が終わるとしても 二人 手をつないでいよう

消え去る運命だったとしても その時まで抱き合おう


ロマンスも 星の煌きも 涙の砂浜も

おびえた声も くびれた腰も 曖昧な言葉も

あるがまま 受け入れていこう


胸に秘めたトキメキも くだらないプライドも

全て 自然体で ネガティブみたいにポジティブみたいに

すばらしい出会いだったと 誇れるまで

ゆっくりと時間を歩いていこう

ゆっくりと時間を歩いていこう 浅い眠りにおちながら

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