No.389.コーヒークリームとチョコクリーム
君はそっとコーヒークリームを僕の口に入れた
一緒に暮らしはじめて 半年
雪が降り出した 夕暮れ
お互いで持ち寄った 家具や電化製品
二人で暮らすには ちょっと 窮屈な部屋だけど
寂しさのない夜 満ち足りたよ 吐息がいとおしかった
僕はそっとチョコクリームを君の口に入れた
熱い日差しをみせる太陽
少しづつ 焼けていく肌
浜辺の側 おもしろそうにみている
二人で選んだ ペアリング 決して高価じゃないけど
だけどとても 大切な宝物 うれしそうに笑った
君はそっとチョコクリームを僕の口に入れた
僕はそっとコーヒークリームを君の口に入れた
ここで住みだして 半年
夕蝉が 夏らしさを告げている
台所で 今頃 夕食の準備をしてるかな
今日は どんな手料理を 披露してくれるんだろうか
確か きれているはずだから いつものスーパーによって行こう
君はそっとコーヒークリームを僕の口に入れた
僕はそっとチョコクリームを君の口に入れた
僕はそっとコーヒークリームを君の口に入れた
君はそっとチョコクリームを僕の口に入れた
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