No.270.自分という名の真理

蒸し暑い午後の日差しの中

世界の終わりを吠える獣

満月に本性を現し血がたぎる


時に微かな動揺 稀に激しい欲望

発情した地球 欲情した太陽 失望した銀河

機械的な妄想 無機質な行動


降りしきる雨が渇いた大地に染み込む

ホルマリン漬けの魂 いつも最前線の敗者


数千の煌めき 数百の閃き

幾億幾千の微笑み 無限の慈しみ

燃えさかる命 かかげる星々

時の狭間で廻り廻る輪廻

生命の起源を辿る旅路の果て

呼び覚ます生き抜く知恵

神秘に満ちた心という名の意志が決めた信念を胸に秘め

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