No.137.60km

終電に乗り遅れ 帰る術を失い

寒いホームで 始発を 待ち続ける


あまりにも苦痛で 雨が降りしきる中

歩き始める まるでサバイバル


一緒にいたかった君は

遠い星のような 存在で 手が届かなくて

どーでもよくなってたのかもしれない


どれぐらい歩いたのか どれぐらい進んだのか

考える事も 出来ず ただ ひたすら歩き続ける


風が強くなりはじめ 体温が下がる中

見ず知らずの土地を 追いかけるように

眠気さえも吹き飛ばして前へ

ひたすら前へ それはクレイジー


共にいて欲しかった君は

違う星を 見つめていて 輝きに とても

敵わない 余りにも眩しすぎて

どんなに歩いても どんなに進んでも

君は遠ざかるばかり 遠くなるばかり

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