無限の長城

北方の蛮族の侵入に頭を悩ませていた皇帝に軍師は言った。「蛮族を一網打尽に壁で囲んで閉じ込めて見せましょう。」しかし軍師が作った壁はただ自分たちの城と城下を囲むだけの壁だった。失望した皇帝は軍師を更迭した。軍師は間違ってはいないのだ。地球は丸いのだから。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る