第37☆伝えるために・・・ホモチック5%推奨!

 物語にラブは必須でしょう。

 そのラブに変わる友情についても注意点がございます。


「ベン・ハー」で主人公が命の恩人である同性の友人を見る目。あれは監督の指示で「恋人を見る目で」と注文があったそうです。逆に相手側は「単なる友人を見る目で」と伝えられて……そこまでしないと、男同士の友情が描けない、伝わらない世界だ、ということです。


 だから、男同士の友情は、ホモチック5%で!! というのが専門学校で教わったことです。


 本当に仕方がないことですが、難しいものなので、BLを加味した友情、と割り切ってください。


 普通なら、そこはヒロインが、という場面でここぞとばかり女房役をする友人。それが視聴者には親友に見えるギリギリラインなのです。


 風邪をひいたらお粥を作って持ってきてくれた、つらいとき肩を抱いてくれた、死ぬときはおまえの腕の中~♪ というのが男同士の友情。現実逃避ではありません。


 伝えたいことを伝わるように描くのが、創作者の務めのはずでは?


 BLきらいな方も、我慢して5%、意識してみてください。


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