パリサンジェルマン ブラン監督戦略分析 #とは #定期 #サッカー #soccer #sports #スポーツ #

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ブラン監督自身が非常に体が大きい元DFで、体が大きい選手のやりやすいサッカーを理解して戦略を立てている。


体格が190cm近い選手を多数そろえて競り合いに絶対の強さを誇る前線を持つ。

パスの通る確率を、パサーのパス能力だけでなく、パスを受け取り競り合う受け手側の体格を大きくしてパス成功率を上げる作戦。受け手側の体格と競り合い能力に期待している。


イブラヒモビッチの働き


彼はトップの選手として陣取るが、途中で頻繁に中央まで下りてくる。


開いた前のスペースをカバーニ等で埋める。


これはイブラはトップとともにトップ下としての役割も果たしているといえる。


トップのイブラが下がってきてボールを受ける→その両側からカバーニ等が飛び出す→トップ下化したイブラを中心に逆三角形になる→飛び出したカバーニ等の前にイブラからラストパスを送る。


つまりイブラはトップとトップ下の役割、たまにボランチまで下がってくるという縦の上下動を行い、その空いたスペースを周りが埋めることでイブラとカバーニ等がスペースを入れ替わる。


相手のマーカーは上下するイブラから引きはがされ、その間に別の選手が空いたスペースに入ってくるので守りづらい。


このようなマーカー外しとしての上下動をイブラとカバーニ等が行うことが決まりとなっている。


従ってよく言われるような、カバーニがトップとしての働きがポジション上なくて不満に思っているはず、という批判は当たらない。実際にはカバーニも上下運動をしていてトップもサイドもやっている。



ディマリア、マクスウェルの働きと中堅クラブ的発想


この様な上下動の中央部に対し、サイドから正確なクロスを入れるクロッサーをそろえている。


ディマリアとマクスウェルなどである。


これで、中央部に体格の大きな選手を横に揃えてペナルティエリア内に入らせる→その横から正確なクロス→クロスボールの直線上に体格の大きな選手2人を入れている為、クロスボールに1人目が外れても、2人目で拾えれば確実に1点入る、という戦略。

非常に合理的である。


このやり方は中堅クラブでも行うことが可能である。


決定力に欠ける大型FWを2人契約して、中央部で上下動と入れ替わりを行わせ、サイドから足が速いクロッサーに流し込ませ続ければ確実に勝ち点を稼げるチームとなる。また給与もドリブラーの給与の高い選手を契約しなくても、安めの大型FW2人で済むので低コストで済む形であるといえる。


プレミアリーグでいうなら、クラウチ、シセ、と契約、サイドからレノンで流し込む、という形。


このコラムを読んでいるJリーグ関係の方、自分のチームの運用として考えてみる価値のある戦略です。


本文章は引用自由です、できれば作家D みとのサッカー解説によると、と付け足して紹介してあげてください。よろしくお願いします。

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