第22話 お話は読者の鏡です&☆だけの時のお詫び

 有り難いことに拙エッセイやお話に、とても嬉しいレビューを頂いております。

有難うございます。

 どれも本当に温かくて優しくて、一度もお会いしたことはないけれど、パソコンの向こうにその方々の笑顔を勝手に思い浮かべて最敬礼しております。


 そして改めて、タイトルの如く、お話を読んで下さった皆様それぞれの素敵ポイントが、拙話が鏡となって映し出されたように思うのです。


 このエッセイへのレビューにも、優しいとか、癒されるとか、身に余るお言葉を頂戴しているのですが、いやいや、それはそう書いてくださった皆様のことです。


 なぜなら、そんなことを少しでも呟こうものなら、ウチの子供たちは間違いなく口を揃えて「え? まさかそんな筈ないでしょ?」「それ ほんとにお母さんのこと?」と目を丸くします(笑)


 もし このエッセイをそう感じ取って下さったとしたら、皆さんの中に在るそうした要素が、これを鏡として跳ね返っているのですよ。

 ご自身の感性が、このエッセイからその要素を拾うことを可能にしているのだと思うのです。


 いいなあ、素敵だなあ。


 そして翻って我が身ですが、確かにいろいろなお話を読ませて頂いてますので、感謝の気持ちも込めてできるだけレビューを置いて行こうと思いますが、それでもどうしても書けない時があります。

 大抵は悲しい展開だったり、胸が詰まってしまうようなエピソードがあったりする場合です。


 青春とか、青い時代とか、そうした遥か昔のことはもうとっくに自分の中で昇華した筈だと思い込んでいたことが、実はまだ奥の方でくすぶっていたことに、お話を読み進める中で気付いてしまったり、必死に蓋をしていた筈の悲しい記憶が蘇ったり。


 それは同時に、作者様の素晴らしい描写力や引き込まれる筆力に依拠するので、せめてそれを称えるだけでも、と思いながらも、どうにも心が痛くてレビューが書けないのです。


 というわけで、私が読了の☆を入れさせて頂きながら もしレビューを置いていってないとしたら、そういう事情ということで、すみません。

 もう若くないつもりではおりますが、それでもまだまだ精神修行が足りないようです。


 これからもカクヨムでいろいろ読ませて頂きながらさらなる精進を致しますことをここに誓いますので、どうか お許しくださいね。

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