四季


桜の花びらがあなた髪についている。

それをふわりとつまむ僕は春

 

暑いとキラキラしている汗を流して

あなたの満面の笑顔をみつめる僕は夏

 

いたずらな木枯らしに遊ばれてる

あなたを見て恥ずかしがる僕は秋

 

雪で冷たくなる指先を温めているあなたに

頬をくっつける僕は冬



一年中あなたを見ていたい。

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