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  • 晨星への応援コメント

     雪道にたむろしていた黒い鳥の群れが一斉に飛び立った。
    これは死を予感させて切ないですね。

     黒い鳥がたむろしていた雪道には何があったか。その前には雪にうまった靴が何かを暗示しているけど、少年は母に会える希望が絶望に変わりそうで切ないでした。

    作者からの返信

    コメント及びレビューどうもありがとうございます。

    ご賢察の通り、哀しいラストです。

    鴉児のその後は長編の「上海リリ」に出てきます。

  • 晨星への応援コメント

    リドルストーリー的なこのエンディング、とても好みです。また描写も写実的で、脳裏に情景がありありと思い浮かばされる様でした。文体も整っていてグイグイと引き込まれる魅力に満ちていて大変面白かったです。

    作者からの返信

    ご高覧及びコメントどうもありがとうございます。

    鴉児は長編(停滞中ですが)「上海リリ」の脇役でして、このキャラクターの設定を考える内に本作が出来ました。

    戦前上海を代表する女優阮玲玉《ロアン・リンユイ》に「神女」という作品がありまして、「娼婦の母親と幼い一人息子」という設定はそこからヒントを得ました。

    「神女」と違って拙作では幼い息子本人も働きますが(戦前上海では児童労働は当たり前でした)。

    気に入っていただけて良かったです。

  • 晨星への応援コメント

    映画のワンシーンを見ているようでした。
    出店のなんとも食べたくなる食べ物のにおいや、冬の凍てつくような冷たい空気をひしひしと感じました。

    作者からの返信

    拙作のご高覧どうもありがとうございます。
    映画的な鮮やかさを意識しているのでそう読んでいただけると嬉しいです。