一日、過ごす

守備位置

第1話 朝飯(朝じゃない)

藤村一日ふじむらいちび(17歳、学生)

彼は今、起床した。(現在23:08)

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(※ここからのナレーションは藤村一日ふじむらいちびがお送りします。)

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起きた

階段を153段降りて

リビング(コケが生えてる)へ

朝飯をたべようと思います。

?「今日はタケノコご飯かもしれないよ」

一日「いや、作ったのお前だろうが」

妹よ。(藤村二日ふじむらふつか15歳、学生)

※そんなにかわいくない

二日「タケノコっていう確証がもてないんだよね。」

一日「なぜ料理に使ったんだ」

二日「美食を生むのはいつだってチャレンジャーなんだよ」

一日「納得した」

二日「納得された(よかった)」

さて、問題は何を料理に使ったかである。

一日「食材を出しやがれ、二日」


ヌルンっ


二日「はい。」一日「いや、ヌルンて」

二日「は?」

一日「ヌルンて」

ヌルンてっっ!!!!!!!!

まず、六角形。

全体的に六角形。

びっくりするほど六角形。

いい具合に六角形。

六角形。

ここからタケノコじゃない

一日「ヌルヌルしてるし」

二日「粘液ですねー」

いや、粘液ですねーじゃなくて

しかも黄緑色だし・・・すごく気持ち悪い

やだ、なにこれまじで吐きそう吐くわゲロロロロロロロロロロロロロ・・・・・・・・・

二日「汚い殺すぞ」

一日「うるさい殺すぞ」

・・・・・・・こうして人類の存亡を賭けた戦いが始まった。敗けた。

(1265勝2036敗131分)


?「一日がやられたか・・・」

??「くくく、だがやつは四天王の中でも最弱・・・」

二日「だれだこいつら」

?「すいません、東京ドームに行きたいんですが」

二日「地下30階にあります」

??「遠いなぁ・・・」

二日「(ねぇよ)」


起きた。(現在23:58)

しかし良い子は寝る時間なので寝ます。

二日「朝飯食えよ」

一日「苦いです」

タケノコご飯かもしれないってなんで思ったんだってくらいぐにゅぐにゅした変な食感でした。


そして起床。

・・・ここはどこだ


物語はここからはじまる・・・

かもしれない。多分おそらくきっと

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