全人類が仕事を1日だけ止めたなら

全人類が仕事を1日だけ止めて1日だけ休めるのなら、それは全人類の滅亡に繋がるのだろうか。

よもや、私にも誰にもわからないことだがそれを調べる者もいない。

しかし、世間が一般的に唯一できることで唯一できるストライキだとしたら、人々はそれを一斉に行えば、人々は幸せになれるだろう。

今から私が言うのは虚言かもしれないが、全人類の休みの日について語りたい。

その世界には兎にも角にも不思議な事が起きた。


世界は道路さえも車は通らなくなった。遠くに行ってしまうとそれなりの準備が必要だからさ。とにかく全ての店が閉まっているのだから何も買うことはできない。買えるとしても自動販売機ぐらいだろうか、おっとそれはもう売り切れだった。


何もない暇に押される人々は、ある者は明日のことを考え、ある者は家族のことを考え、ある者は今日何をすれば良いのかを考えるだろう。

突然のストライキだ。友人と連絡をしても無駄であろう。何もすることがないのに友人を呼び出しても鬼ごっこしかできない。


そこで、金を持たない趣味を持つ者は趣味に没頭する。だが、そんな物、長時間は続かない。長くても8時間くらいか、24時間もその日に使うなど、逆に無駄で馬鹿馬鹿しい。

大掃除してもいい。だが、明日仕事の君はそんな事をやりたくないであろう。


おい、そこの君は自殺をするのかい? おい、そこの人は犯罪を犯すのかい?

明日になれば、すぐにでも無駄になるのに…… 随分と過激な日にしている。


人間は失望するだろう。休みが欲しいとおもいきや休みに殺されるなんて……


違うんだよ、人は必要で有る事無い事を区別したから悲しいんだ。


じゃあ何をすればいい? それは新しい事に挑戦しなければならない。

引きこもりの君も、仲間と共に歩んできた君も。


そうなると、何を挑戦するのかな。それは無駄なことを挑戦するのさ。

人が面白く無いと思ったこと、人が利益にならないと思ったこと

そんなことを挑戦した者は人生において一人になった時、役に立つだろう。

無駄な事に救われるとはそういうことかもしれない。


目には目を 無駄な日には無駄な事を


不思議な生き物だ。だから、人間は面白い。

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