死にたいと考える夜に

死にたいと考える夜に


自分の存在価値が惨めだと感じる


言葉というものは魔法のように


相手を傷つけるのではなく疑問を残す


答えられないから死にたくなり


理解できないから死にたくもなる


毎日が死にたいと考える夜に


考え事をしながら夜を過ごす


答えがないのに死にたくなり


意味がないのに死にたくなる


涙は疲れ


もし、言葉がなくなれば


人間は顔で話せるなら


私は笑顔でありたい


死にたくなる夜に終わりが来る


目覚ましい朝に


私はこう思う


死にたいと思ったのは何故だろうと


忘れてしまう朝に

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る