とうふとわかめ
顔を洗う時間に 体を布団に浸かる
とうふとわかめでいい?
そんな声が夢に出た
現実の幕が上がると
朝げの香りが鼻を撫でる
どうでもないような日に
不思議のことを話したい
とうふはポリュポリュと
大豆で生まれている
あんなに硬いのに
海では過ごせないのに
わかめはグリョグリョと
岩から生えている
あんなに硬いのに
土では過ごせないのに
とうふとわかめって不思議だね
愛想笑いを添えなければ
言えないことです
でも、味噌の話ならできるかな
とうふとわかめでいい、答え
ふと呟いた
花のブーケを打ち上げよう
貝の海辺に背をむけて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます