愛する人へ。
なゆっち
☆『その恋、ホンモノ・・・、ですか?』
├突然の告白
―――俺と、付き合って。
そう言われたのは、私が入学して
1週間が経とうとした頃だった・・・。
告白してた彼はー・・・
どう見ても・・・
不良、なわけでー・・・
新入生の私が、断れるわけがないじゃん!!!
だってー・・・
金髪にピアス、どう見たって・・・
『不良先輩』じゃん・・・
―――――神様! 私のなんの恨みがあるんですかぁ!!!
やばいー・・・
泣きそう・・・・
「おい・・・」
低音ボイス、それだけで怖くなる私・・・
「返事・・・okなのか?」
‘No!’に決まってるでしょう!!!
「は、はい・・・。」
―――――怖すぎて、断れない自分が嫌だ・・・
こうして私は、好きでもない彼と付き合うことにした・・・。
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