雪化粧

その白肌が消えそうなほど

純白の雪景色の中で

ため息ひとつ 白く吐き

憂げに顔を曇らせる


外では同じ白息も

きゃっきゃとはしゃぐ子供が吐いて

もっと降れよと笑い唄う

想いも知らず 夜は長く


積もり積もった雪の様に 

いつか溶かしておくれと今日も

愛しき人に 文を書く

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