花の群れに夜、少年は舞う

夜空に広がる羊毛を

全て刈り取る刃物となれ


足元にくれた花束を

全て刈り取る刃物となれ


そして、少年は舞った


未知なる不安の花は舞う


ジレンマはまだ綺麗だけど


透き通っているのは悲しくて


涙が出てしまう


そして、少年は踊る


悲しいことが嬉しくて


背伸びをしたアルスターは


恥ずかしい気持ちを抑えるためかな


それでも少年は美しく


彼は恋を知ることとなった

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