風と雲と

かなしみの方向を向いていても

あかりは見えてこない


不安ばかりを抱えていても

胸は弾まない


楽しい方向がわからないなら

胸を弾ませたいのなら

まずはその場でジャンプを


重い気持ちは落ちて行く

はにかんだり照れたり

そのうち笑顔になって

なんだか気持ちが軽くなる


かなしみの方向も見失う

不安も忘れてしまう


軽い気持ちだけ 連れて行って


見上げれば浮かぶ雲

雲も風と一緒にお散歩している


軽いままなら

きっと風が一緒にお散歩してくれる

ほら雲の隙間から

太陽が笑いかけてくる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る