第5話 旅行から一変、地獄へ

ひゅーーーーーーーーーん、と見たこともないような物体が空から降ってきて私は見上げていた。

そして、見とれていたらいきなり爆発がして吹っ飛ばされたのである。

「何やってんだ!!!!!逃げろ逃げろ」と誰かが叫んでいたが、私は逃げる気力ももうなかったのである。



1月から4月まで大学は春休みに入った。私は大学2年生になり、単位もきちんと取れたので、この時間を逃さないために初めて海外旅行に行くことにしたのである。


最初まさにすべてが初めてだらけなのでウキウキ気分で会ったのだが、それも一瞬で私の希望は無くなってしまったのである。


飛行機拉致にあってしまったのである。なぜかわからないがその時の記憶はもう鮮明に思い出せないが、とにかく犯行グループの人たちは完全にやる気といえばいいのか?もしくはヤル気といえばいいのか、すごい形相で私たちのほうを見ていたのである



そして、犯行グループがボスらしき人物と話しているときにパイロットがとっさに空港に連絡をしようとしたが、それが見つかり、犯行グループの一人がパイロットを殺してしまったのである。


そしてそのまま墜落したのだろう。あたりには何もなかった。というよりも砂漠しかなかったのである。なぜ私だけが助かったのかはいまだに奇跡としか言いようがないが、ほんとによかったとその時だけは思っていたが、どうやらそこからが地獄の始まりであったらしい。



何とかして町まで歩いていこうと思いながら、砂漠のど真ん中を歩いていた。しかし、行っても行っても砂漠だらけの場所で私個人死ぬのかと思っていた。



がしかし、そこに複数の人がラクダに乗っているのが見えたのである。

私は必死で彼らに合図を送り、何とかして町まで行ってもらおうとしていたが、運が悪すぎたのかもしれない。


彼らは奴隷承認なのであった。

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