魔女喰い(モード2)
ふぃろ
魔女喰い(宏美編)
魔女喰い (プロローグ)
僕は
そして僕は俺になった。
二十歳の冬。全てはここから始まっていたんだ。
臆病で人見知りの僕を、強気な俺に変えてくれた。
そして僕の全てを変えたんだ。
魔女である貴女を食べたあの夜。
全てが変わった。僕の中の何かが動き出した。
貴女の下僕となり、ヒモ男になり、楽することで自堕落な俺が生れた。
全てが自分の手の中でコントロール出来ているのだと錯覚して、いい気になっていた。
貴女に全てを奪われたあの時に、既にこうなることは決まっていたのかもしれない。
今でも分からない。俺が操っているのか、俺が操られているのか。
全ての魔女達よ。この世界から居なくなれ。
女性恐怖症。世間ではそう呼ぶのかもしれない。
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