第33話「閃光戦士シルバージャスティス ~女幹部と恋愛をするのは間違っているのだろうか?~ 」

キャッチコピー「ギャグゲーになれず、クソゲーに成り果てたご都合主義抜きゲー」




なんとなくいいのないかなとソフマップで探していたら見つけた作品。

絵が良かったのもあり、購入してみた。ストーリーは主人公・白金正義(名前変更可能)は父の作った装甲強化服を身に付け、シルバージャスティスという正義の味方になり、悪の組織「ファントム」の大首領・ドクターアッシュを倒し、日本に平和が戻った。かと思ったら、今度は「ネオ・ファントム」として現れた。




新たな女幹部「ジェネラル・スカーレット」の開発したウイルスに注入されたジャスティスは…何故か、性欲が暴走するという事態になってしまう。シルバージャスティスは起動時間に制限があり、それを超えると暴走状態に陥り、幹部達と性行為をしまくるハメに…。




でもって、この悪の組織は実はご近所さん。つか、悪の女幹部達は主人公の幼馴染でもある。まあ、お互い、正体には気づいてないんだが…いや、気付けるはずなんだが。そこはセーラムーンやプリキュアでも出てくるお約束である。




攻略キャラは女幹部の一人「ジェネラル・スカーレット」の天野朱音。妹で「ドクターヴァイオレット」の天野菫。主人公のお付アンドロイドのマリーさんである。




このゲームはハッキリ言って簡単。毎回出撃の時にキャラの顔が出た場所を選択し、会話劇を見てHするの繰り返し。選択肢はあるが、あまり変わらない。シナリオはほとんど無いに等しく、目を見張る場面も展開もない。短調すぎる…。ギャグ部分もささほど面白くなく、微妙な感じ。マリーさんのシナリオは少々笑えたが、それ以外は本当に短調。スキップしても影響がないくらいに短調。つか、これ中学生が書いたシナリオじゃね?と思った薄っぺらい。




製作者側はよく戦隊モノで出てくるダークな女幹部とヤリてー!となどと思う特撮マニアの男性などをターゲットにしたのだろうが、それにしては設定がテキトー。せっかく商品で出すのだからもう少し考えてもよかったのでは?しかも主人公はHする時、普段の温和な主人公ではなく、暴走の影響で鬼畜な性格になっている。BGMもダークな物になり、これは人によっては気分が悪くなるかと。おまけに主人公は行為後は落ち込んでるし、猛省して女幹部に土下座までする始末。おい、お前に正義の味方のプライドはないのか…。もし抜きゲーとして製作していたならこの部分はどうにかするべきだったのでは?実用的とは少々言い難い。




シナリオゲーとは勿論言えないが、抜きゲーとしても中途半端。そんな印象を受けました。2日くらいでクリアできたし、時間のある人なら1日もかからないかも。個人的にはオススメできません。




あ、個人的には妹の菫とマリーさんが大好きです。姉妹キャラだと大概妹を先にクリアする癖です、ハイ。マリーさんみたく毒舌だけど常に側にいてくれる存在っていいと思います。





ブランド XXX

発売日 2015-10-30

商品群 通常版 /PKG版/9504円

18禁等 18禁/非抜きゲー/どちらともいえない

対応OS Vista , 7(32bit) , 8

中古で大体3500円程度です。


データはErogameScape -エロゲー批評空間-より抜粋。

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